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JKA補助事業完了報告

この度、公益財団法人JKA様による競輪公益資金からの補助事業を受け、低濃度オゾン発生装置8台を導入致しました。

ここに事業完了のご報告を申し上げますとともに、公益財団法人JKAを始め、ご協力を賜りました関係者の皆様に謹んで感謝の意を表します。

  • 事業名  :2021年度 緊急的な対応を必要とする事業(新型コロナウイルス感染症の拡大防止策)補助事業

  • 事業の内容:低濃度オゾン発生装置「AirnessⅡ(エアネス2)」8台

  • 実施場所 :三重県熊野市紀和町板屋132番地2 社会福祉法人紀和会 ケアホーム熊南

  • 完了年月日:令和4年1月20日

事業の目的

当施設では、新型コロナウイルス感染症の流行当初より、以前より実施してきた標準予防策(手洗いうがい、消毒作業、換気など)の範囲・機会を拡大し、全職員が徹底することで、感染対策を講じてきました。

しかしながら、ご利用者の皆様に常時マスクを着用していただくことや、こまめな手洗いをしていただくことは困難であり、換気についても、気候により大きな温度変化を生んでしまうため、ご利用者の体調を考えると、難しいものがあります。

​こうした状況を踏まえ、標準予防策のさらなる強化として、空気中のウイルスを不活化できる、低濃度オゾン発生装置を導入しました。

​実施内容

低濃度オゾン発生装置の設置により、感染予防策の強化を図ります。

低濃度オゾン発生装置とは、空気中に人体には無害な量の低濃度オゾンを拡散することで、ウイルスのたんぱく質を分解し不活化する事ができる装置です。

オゾンの濃度は、日本産業衛生学会が定める許容濃度0.1ppmを下回る、0.05ppmである為、人体には無害であり、匂いなども気になりません。

また、ウイルスの不活化効果だけでなく、消臭効果もあり、実際にその効果を感じています。

低濃度オゾン発生装置AirnessⅡ(エアネス2)に関する詳細情報は、以下をご覧ください。

AirnessⅡ 製品情報ページ https://airness.jp/

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予想される事業実施効果

コロナ禍以降、ご利用者の面会や外出・外泊の制限が続いております。また外部業者は緊急の修理など必要最低限に抑え、職員においても、不要不急の移動を自粛しております。しかしながら当施設の所在地域でも感染者が多発している状況であり、いつどこからウイルスが持ち込まれるかわからない状況です。

施設にウイルスを持ち込まない事や標準予防策を続けることは大前提ではありますが、万が一施設内にウイルスが持ち込まれても、今回設置した低濃度オゾン発生装置は、ウイルスの不活化が見込める為、施設内での感染拡大を最小限に食い止める事が期待できます。また、従来のインフルエンザ等のウイルスにも効果が期待できるとの事であり、コロナが収束した後も継続して感染症予防に役立てる事ができ、ご利用者の健康を守ることに繋がります。

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